前回の記事、「NEOGEO miniで当時の裏技・テクニックが使えるのかを編集部で検証してみた。第一回」で編集部の、"吉田せめんと"がやってくれた…。いや、正確にはやらかしてくれた。
それは、ニンジャコマンドーの記事において、選択できるキャラの一人、リュー・イーグルの
コマンド必殺技「爆裂究極拳」↑↙︎↘︎↖︎↗︎↓+Aがゲームのバランス崩壊技として凄え! と紹介したのだが、技を紹介しているにも関わらず、技を出せないで終わるという記事を投稿してしまったのだ…。
色々なものをSTARTTさせるというコンセプトのサイトにおいてそれはまずいのではないか?
え? どうなんだ? 吉田せめんとよ! ということで、奴に変わって責任をもって「爆裂究極拳」の画面写真をお見せすることにするッ!(と言うほど大袈裟なことでもないんだけどね…)。
では、早速ということで、「爆裂究極拳」を出そうと↑↙︎↘︎↖︎↗︎↓+Aというコマンドを入力しているつもりなんだけど…。
「出ねえ……」
このコマンドはいわゆる「六芒星」を描いでいる。敵の出ない場所で練習をしたのだけれど、コマンドの最初が「上」であり、上スクロールの為、徐々に進んで行ってしまい敵が出現してしまうのよ……。
ということで、この森だか林に引っかかるようにして練習をすることにした。こうすることで上にスクロールさせることなくゆっくりと練習できるのだ。
「でも出ねえ…」
普通の格闘ゲームのように高速で入力すると逆に出ないような気がしてきたので、ゆっくりと2秒くらいかけてしっかりと入力してみることに。
「出た! 出たよ!!」
どうやらこの爆裂究極拳はかなり長い時間コマンドを受け付けてくれるようなのだ。が、一回出すのに2秒かかっていては敵の猛攻を避けながら出すのは難しい…。
ちょっと一旦、「サムライスピリッツ零スペシャル」の腐れ外道の絶命奥義で栄養補給(ごぢぞうざまでぢだぁ)。
さて、お腹もいっぱいになったところで爆裂究極拳をマスターする修行に戻りますわ。
2秒もかけていたのでは実践では使えねぇので、今度は通称「ぐるぐる作戦」を試してみることに。
「ぐるぐる」というのは格闘ゲームのコマンド入力において初心者がやりがちな行為で、特にストリートファイターシリーズのザンギエフのスクリューパイルドライバーでこの方法が使われる。
しかし、爆裂究極拳は一回転ではなく、↑↙︎↘︎↖︎↗︎↓というコマンドなので、一周ぐるぐる作戦では成立しない。
ということで、(↑)↖︎←(↙︎)↓(↘︎)と回し『※()は成立』と回し、すぐさま逆に↓↙︎←(↖︎)↑(↗︎)と戻して、最後に(↓)。
これで最後の↓と一緒にAボタンを連射(ズレを補正するため)と出るんじゃね? という判断でやってみることに。
しかし、出るにはでるが……。
これでも出る確率は低く、10回に一回出ればいい方……。
とはいえ、ある程度画面内を普通のショットを撃ちながらこの「ぐるぐる技」を使うことによってゲーム攻略として成り立ってきた感はある!
これで次第に慣れていき、身体で感覚をつかむことにした。そして1時間ほどプレイし、出る確率がかなり上がってきたのだ!
前記したように、この技はマジで性能が良い意味でぶっ壊れていて、一面のボスもほぼ一撃で沈めることができる。読者の中には同じように出ないという方も多いはずなので、是非この記事を参考に(なるのかな)爆裂究極拳を使いまくって1コインクリアを目指して欲しい!
編集部員の"吉田せめんと"のおかげ(せい)で、貴重なページを使ってしまったことをここにお詫びいたします……。
第三回に続く。
【Editor in chief's POV 編集長視点】
ども、編集長の吉田せめんとデス。
sukesanよ、僕も悪かったけど、仮にも業界の先輩を「奴」呼ばわりはないわな? ん〜? それに僕は編集部員じゃなくて、編集長なんだよね。爆裂究極拳が出せない編集長ですけど、そこヨロシク。
んじゃ、今回は新しい裏技紹介してないから、原稿料10円ね。10え〜ん(北社長風に)。
■あわせて読もう!
■【今日のスタート】本日発売!「NEOGEO mini」が届いたので開封してみた