株式会社コロナは、社名が新型コロナウイルスを連想させることにより、当社社員とその家族が心を痛め、不安を感じているとの声を受け、社員とその家族を守りたいとの想いから2020年6月13日(土)に社長からのメッセージ広告を新潟日報で発信します。
新型コロナウイルスの影響で感染拡大予防が謳われている一方、エッセンシャル・ワーカーやその家族への心無い差別や風評被害が相次ぎ、社会的な問題となっています。
コロナ社は、「つぎの快適をつくろう。CORONA」をスローガンに、石油暖房機、給湯機、エアコンなどを取り扱う総合住宅設備メーカーですが、昨今の新型コロナウィルス感染症拡大による影響が取り上げられる中で「社名が新型コロナウイルスを連想させる」と、社員やその家族、子どもたちまでが心を痛め、落ち込むようなことがあるとの声があるそうです。
そのため、社員やその家族、子どもたちに向けて「このような状況に屈せず明るく元気に暮らしてほしい」「人々のために働く両親に誇りを持ってほしい」といった想いを発信すべく、代表取締役社長の小林一芳から新潟日報にメッセージ広告を掲載することになりました。
掲載日:2020年6月13日(土)
掲載先:新潟日報
代表取締役社長 小林一芳 コメント
新型コロナウィルスの感染拡大が顕著になった2月中旬以降、アジア地区におけるサプライチェーンが途絶状態になりました。当社も部品調達に懸念がでましたが、日々の状況確認を行い、調達・生産・物流・販売の各機能を維持する企業努力で、住宅設備機器の供給責任を果たしてまいりました。
傍らでは、当社の社名が新型コロナウィルスを連想させることから、社員の家族やお子さんが学校やメディアで何気なく耳にする言葉に心を痛め、落ち込むようなことがあったと耳に入りました。
これを受け、特にお子さんには「当社で働くあなたのご両親に誇りを持ってほしい」と是非伝えたく、この度のメッセージを発信すると共に、全社員に同内容の手紙を送りました。
現状における私たちの取り組み
当社は、従業員およびお取引き先様の感染防止・安全確保を優先し、新しい生活様式に対応する生産・販売活動を実践しながら、お客様に快適な暮らしをお届けすべく事業活動を継続してまいります。
また、今般の新型コロナウィルス感染症の影響により、困難な状況に直面したご家庭を支えている「子どもの未来応援プロジェクト」を支援します。
社名の由来
創業者である内田鐵衛が、在学していた東京電機学校(現在の東京電機大学)で実験中によく見たコロナ放電の発光色と、石油コンロの研究中に暗がりで見つめたコンロの青い炎が似ていることに気付きました。
これに太陽の周囲に現れるコロナのイメージを重ね合わせ、石油燃焼機器を象徴的に表現し、かつ覚えやすく親しみやすいブランド名として「コロナ」と名付け、1935年(昭和10年)に商標登録いたしました。