もう亡くなられましたが、立派に子孫を残した在りし日のお母さまです。あなたはこの世に産まれ、種をつなぐという最大の仕事をやってのけました。おめでとう。ありがとう。そしてさようなら。
というわけで後を託された40代独身の筆者です。自分の種族をつなぐ役割は果たせそうにありませんので代わりに他の種族の命をつなごうかと思います(ちょっと落ち込む)。ところで、実は筆者は幼虫を飼ったことがありません。子供のころに確か祖母の畑を手伝ったときに捕まえたことはありますが、本格的に追いかけたことはないんですね。ほら、子供のころはどうしても成虫に目が向きますからね。
それにどのみち30年前のうろおぼえの知識より、現代の知識を調べたほうがはるかに効率がいいのは当然といえば当然。というわけでさっそく調べて、必要な物を買ってきました。
必要な物の大半は買いだめしてあるので、今回買い足したのはこちら、100均で購入したプラスチックカップになります。大型のケースでまとめ飼いをすることも考えましたが、小さいケースで1匹ずつ飼った方が管理がしやすいそうなのでこちらを選びました。
ちょっと見づらいですが、ふたにまず空気穴を開けました。
そして中をマットで満たし・・・。
幼虫を入れます。最後に土をかぶせ、霧吹きで水をシュッと一拭きして完成です!
マットの中から新しく幼虫を見つけたので、今は合計7匹を飼っています。毎日の水分管理は少々大変ですが、大きく育つのが楽しみな毎日です。
え?クワガタはどうしたって?
それはですねえ・・・。
まず、こちらのケースをご覧ください。
フフフ・・・。
中はこのようになっております。マットは腐葉土とおがくずのミックスです。腐葉土は園芸製品扱いなので、秋になっても100均に置いてあるのがありがたいところです。さて、この中に何がいるのかと言いますと・・・。
はい。可愛い可愛いコクワガタの幼虫です! やりました、どうにか命をつなぐことができました・・・! というわけではなく、道端で畑仕事をしていた近所の方にいただきました(笑)。おそらく既に二齢にまで成長している個体です。もうちょっと数を手に入れられたら小分けするかもしれませんが、今はちょっと多忙で中々細かいところまで手が回っていないので、当面はケース飼いをする予定です。
さーて、もりもり食べて、大きくなってくれよ!
(写真・文:早川清一朗)
【STARTT’s POV ~スタート視点~】
カブトムシの幼虫を育てる覚悟と準備ができたかと思ったら、コクワの幼虫もGetですか・・・。なんか急にエライことになってますね! >早川氏
いずれも初めての経験ということで、大変だとは思いますが頑張って来年の吉報をお待ちしていますよ!
いや、ご自身の種族も(笑)。まだ諦める年齢ではないですから、こちらの吉報もぜひお聞かせください。編集長がお祝いくれるはずで~す。
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