ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、あの高畑勲監督が日本での公開を訴え、フランスでの劇場公開から3年越しで、昨年日本でも公開された傑作アニメーション『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』を三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーより、2020年12月2日(水)にブルーレイを4,700円+税で、DVDを3,800円+税で発売、さらに、デジタル配信とDVDのレンタルも開始します。
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』は、19世紀のロシアを舞台に、貴族の子女サーシャが行方不明の祖父を探すため、北極圏を目指す冒険を描いた物語。アヌシー国際アニメーション映画祭・観客賞、TAAF(東京アニメアワードフェスティバル)グランプリほか、国際的なアワードで多数の賞を受賞しており、国内でも高畑勲監督をはじめ、各界の著名人が称賛している大変注目度の高い作品です。
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』が12月2日(水)に発売されることを記念して、本作品の制作の裏側インタビューが特別公開。本映像は発売されるブルーレイ、DVDにも収録されていない貴重な映像となっています。
本作品はわずかな数のデッサンを少しずつ増やして、最終的に88,000枚の作画量になりました。これは1秒のシーンごとに25枚の絵を使っている計算になります。
今回の解禁映像では、アニメの作成工程についても言及しており、実写と大きく違うのはアニメにはラッシュがなく、絵コンテを使って、まず場面の長さを決めるので、編集を撮影前に行うことなど通常の映画の手順とは違うことについて語られております。また、絵コンテ作成後、通常の編集と違い、絵コンテチームと共同で場面ごとに画像を処理して準備を進めるなど、制作の裏側についても語られている貴重な映像です。
本作の視覚的な世界観は時間をかけてつくられました。レミ・シャイエ監督の絵は本来かなり写実的でしたが、アニメーションの制約に応えるべく単純化させる必要がありました。そのため、監督は細部のリアルさに拘ることよりも人物の感情描写に注力することにし、敢えて衣服のシワやボタン、靴紐といった多くの線を無くし単純化を極めたものにしました。
作中に登場する船、列車、そり、馬車といった乗り物はCGでモデリングしてからベタ塗り、その他に関してもデッサン画家が描いた線をアニメーターがベタ塗りして描き直し、単色ベタ塗りにするという手法をとりました。
※データは変更になる場合がございます。
商品名:『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
価格:4,700円+税
商品番号/POSコード:VWBS6900/4959 241 77917 5
本編尺:約81分
音声:
1.フランス語 (5.1ch/DTS-HD マスターオーディオ)
2.日本語(5.1ch/DTS-HD マスターオーディオ)
3.日本語(2.0ch/リニア PCM)
字幕:日本語字幕
画面サイズ:16:9/ワイドスクリーン、1920×1080
発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン
商品名:『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
価格:3,800円+税
商品番号/POSコード:VWDZ6900/4959 241 77918 2
音声
1.フランス語(ドルビーデジタル 5.1ch)
2.日本語 (ドルビーデジタル 5.1ch)
3.日本語(ドルビーデジタル 2.0ch)
画面サイズ:16:9LB/ワイドスクリーン
※仕様は<DVD セル>と同様です。
●商品名:『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』
●価格:10,000円+税 ●商品番号:VWDG6900 ●POSコード:4959 241 77919 9
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン
19世紀ロシア。大好きな祖父が北極探検の途中消息を絶ったことを悩む14歳の少女サーシャ。地に堕ちた祖父の汚名を晴らすべく一歩を踏み出した少女の行く先には─。
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