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※12/13追記：全タイトル、配信は終了しました

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初代PlayStation、PlayStation 2などで発売されたゲームソフトをダウンロード販売するサービス「ゲームアーカイブス」。

明日12月13日、『ロックマン8 メタルヒーローズ』、『ロックマンX4』、『ロックマンX5』、『トロンにコブン』のロックマンシリーズ4作品の配信が終了となります。

ゲームアーカイブスの各種タイトルを遊べるPlayStation 3、PlayStation Portable、PlayStation Vitaのいずれかをお持ちで、今後、購入して遊ぶ予定の方はお急ぎください。配信終了時刻は公式に告げられていないため、突然終わってしまう可能性がございます。

※購入はこちらから（価格は全て税込み628円）

◇ロックマン8 メタルヒーローズ

≫商品＆購入ページ：PlayStation Store

◇ロックマンX4

≫商品＆購入ページ：PlayStation Store

◇ロックマンX5

≫商品＆購入ページ：PlayStation Store

◇トロンにコブン

≫商品＆購入ページ：PlayStation Store

◆優先的に押さえたい1本は『トロンにコブン』

配信終了の4タイトルの中で、特に優先して押さておきたいのは『トロンにコブン』。

1999年7月22日に発売されたPlayStation用ゲームソフトで、『ロックマンDASH』シリーズのスピンオフ作品。同シリーズで主人公ロック・ヴォルナットたちと対立するライバル（兼ヒロイン）「ボーン一家」の長女トロン・ボーンと、手下のコブンたちが主人公を務める「アクションバラエティ」ゲームです。ストーリー的にはシリーズ1作目『ロックマンDASH 鋼の冒険心』の前日壇となります。

アクション、パズルなどの要素で構成されたミッションに挑んでいくゲーム内容が大きな特徴。主人公たちが「空賊」……いわゆる犯罪者の集団だけにある、銀行強盗に家畜の強奪と言ったクライムアクションが楽しめるのもそのひとつとなっています。ただ、キャラクターたちの見た目から明らかな通り、ノリはコミカル。（※けど、CEROレーティングは12歳以上対象）

また、『ロックマンDASH』シリーズお馴染みの遺跡探索もあり、中にはコブンたちに指示を出し、仕掛けを突破したり、謎を解く風変わりなタイプのものも用意されています。各ミッションにも3つのレベルが設定されており、一部、複数のステージに渡って展開されるものもあったりと、ボリューム面もなかなか。スピンオフ作品ながら、1作目の前日壇となるストーリーのため、シリーズ未経験の人にも入りやすい作りになっているのも魅力です。

そんな本作を優先した方がいい最大の理由は、現行機への復刻が行われていないこと。他の3タイトルと違い、シリーズ数作をまとめたコレクションパッケージが発売されていません。今後、出る可能性もゼロとは言い切れませんが、長い間、買って遊ぶのに手間を要することになるのは確実ですので、遊びたい思いがあれば、すぐにでも購入しておくことをおすすめします。

なお、繰り返しになりますが、ゲームアーカイブスのタイトルはPlayStation 3、PlayStation Portable、PlayStation Vitaでのみ遊べます。PlayStation 4では遊べませんので、念のためご注意ください。

◆他の3タイトルは現行機に移植済み。しかし……？

残る3タイトル、『ロックマン8』は『ロックマンクラシックスコレクション2』、『ロックマンX4』は『ロックマンX アニバーサリーコレクション』、『ロックマンX5』は『ロックマンX アニバーサリーコレクション2』の現行機移植版が出ています。これからいずれかを遊びたい場合は、そちらの最新版を選ぶのをおすすめします。

いずれもNintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One、PCの全ハードで販売中です。

ちなみに『ロックマン8』が収録された『ロックマンクラシックスコレクション2』のNintendo Switch版こと、『ロックマンクラシックスコレクション1＋2』は、当STARTTの連載「ゴールデンゲームハンマー」の第5回で取り上げています。

どのような作りか気になりましたら、参考にどうぞ。

◇【連載】遊び逃している名作ゲームはありませんか？『ロックマンクラシックスコレクション1＋2』/ゴールデンゲームハンマー第5回

なお、補足でひとつ。

『ロックマンクラシックスコレクション2』の『ロックマン8』はオリジナル版と違い、ゲームを開始するとすぐにタイトル画面が表示されるようになっています。オリジナル版はカプコンのロゴが表示された後、オープニングムービーが流れる構成で、ゲームアーカイブス版も同様です。（元がオリジナル版を再現したものなので当然のことですが）

このため、「クラシックスコレクション2では削除されている！」と、思うかもしれませんが、タイトル画面を一定時間放置しますと、オープニングムービーが流れます。もちろん、主題歌『ELECTRICAL COMMUNICATION』もそのままです。

逆に『ロックマンクラシックスコレクション2』ではこの仕組みのため、元の構成に準じたゲームアーカイブス版は地味に貴重だったりします。なので、『ロックマン8』も余裕があれば確保しておくといいかもしれません。

また、ゲームアーカイブスでは初代『ロックマン』から『ロックマン6』の6作をPlayStationに移植し、幾つかの新要素を加えた「コンプリートワークス」、シリーズ唯一のレースゲーム『ロックマン バトル＆チェイス』、アーケード版のシリーズ2作を1本にした『ロックマン パワーバトルファイターズ』、そして『ロックマンX6』、『ロックマンX8』が配信中です。これらに関しては配信終了の告知は現時点でありません。

今回の4タイトルが配信終了になった経緯は明かされていませんが、仮に主題歌の権利が関係している場合は『ロックマン バトル＆チェイス』、『ロックマンX6』、『ロックマンX8』の3タイトルも早い内に押さえておくといいかもしれません。なお、ゲームアーカイブス版の『ロックマンX8』はPlayStation 3専用となります。あらかじめご注意を。