スター・ウォーズ劇場映画最新作「スカイウォーカーの夜明け」が大ヒット上映中のなか、スター・ウォーズ初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」がいよいよ日本で配信開始となります! ここでは先行配信された海外では超高評価を得ている本作の見どころを説明しましょう。
スター・ウォーズ本編は九部作で構成されていて、その作品群は時系列でトリロジー(三部作)×3で大まかにくくられます。
★プリクェル・トリロジー:「ファントム・メナス」「クローンの攻撃」「シスの復讐」
1995年から2005年にかけて制作された作品群。アナキン・スカイウォーカーがジェダイとなり、そしてダース・ベイダーとなるまで、そして共和国の崩壊と銀河帝国の誕生を描いています。
★オリジナル・トリロジー:「新たなる希望」「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」
1977年から1983年にかけて制作された作品群。ルーク・スカイウォーカーがハン・ソロやレイア姫たちとともに帝国の支配を打ち砕くために立ち上がる物語が描かれます。
★シークェル・トリロジー:「フォースの覚醒」「最後のジェダイ」「スカイウォーカーの夜明け」
2015年から2019年にかけて制作された作品群。銀河帝国崩壊後に勃興した新共和国とシスの意思を受け継ぐ反共和国集団、ザ・ファースト・オーダーの戦いを、新たなジェダイとなったレイの視線から描く物語。
各トリロジー間には短くない年月が流れており、「ジェダイの帰還」から「フォースの覚醒」までのブランクは約30年となっています。スター・ウォーズにはその隙間を埋めるスピンオフ作品が存在し、プリクェル・トリロジーとオリジナル・トリロジーの間を埋める物語として劇場映画「ローグ・ワン」が上映されました。
そして本作「マンダロリアン」ではオリジナル・トリロジーとシークェル・トリロジーの間のストーリーとなっています。「ジェダイの帰還」から5年後、帝国が崩壊し、銀河の秩序が今だ取り戻されていない時期を舞台に“バウンティハンター”の闊歩する、スター・ウォーズの新たな世界が展開されます。
製作総指揮はルーカス・フィルム社長のキャスリーン・ケネディ、近年のスター・ウォーズ関連アニメ作品のクリエイター、デイブ・フィローニに加え、マーベルスタジオで「アイアンマン」シリーズを、ディズニーでは2016年公開の実写版「ジャングル・ブック」、そして今年公開された超実写版「ライオン・キング」を監督として手掛けたジョン・ファヴローが参加。さらに「マイティ・ソー バトルロイヤル」の監督であるタイカ・ワイティティがエピソード監督・脚本と暗殺ドロイド“IG-11”の声を担当します。
★製作総指揮・脚本:ジョン・ファヴローからのコメント
『マンダロリアン』のアイディアを思いついたのは 2012年の事です。ルーカス・フィルムがディズニー傘下になり、ディズニーが新たな「スター・ウォーズ」の物語を作ろうとしているという話を聞いた時、私は「スター・ウォーズ」全作品を見直して、私が作りたい物語のメモを書いていました。そして、ディズニーが新たに動画配信サービスを始める事を発表した時、まさにそこが、私の語りたい物語にピッタリの場所であると思いました。
この作品は、新しい世界で活躍する一匹狼のガンマンであり賞金稼ぎの男の物語がベースとなっています。『スター・ウォーズ エピソード 6/ジェダイの帰還』の最後で帝国が崩壊し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でファースト・オーダーが台頭する前の30年間についてはこれまで語られていなかったので、私にとっては非常にやりがいのあるものでした。また、ジョージ・ルーカスが作ったオリジナルの「スター・ウォーズ」が西部劇でありサムライ映画でもあったように、本作もそれらに強く影響を受けています。「スター・ウォーズ」の様々なイースターエッグ(隠れたメッセージ)も本作には含まれていますが、ファンのみんなにはまずは純粋にこの物語を楽しんで欲しいですね!
ジャンゴ・フェットやボバ・フェットを彷彿とさせる金属製のマスクに身を包んだマンダロリアンの姿がとにかくカッコイイ! これに尽きますね! この役は「荒野の用心棒」シリーズに登場する名無しの男からインスピレーションを受け、スター・ウォーズの世界で敵を百発百中で射貫く凄腕ガンマンという役柄に仕上がっています。
また、殺人ドロイド“IG-11”との友情やとあることをきっかけに目覚める人間性によって冷酷な殺し屋から脱却する描写にも注目したいところです。
マンダロリアンの吹き替えには映画「スター・トレック」(新シリーズ)のカーク役などを演じている阪口周平さんが担当しています。
●見どころその4:1話の時点から詰め込み過ぎなイースターエッグ!
ストームトルーパーを狩りまくった描写やカーボンフリーズされた兵士やらトグルータ族やら第1話とトレーラーの公式写真の時点でスター・ウォーズのありとあらゆる要素を盛り込んだ描写がたくさん! 配信作品だから最初はストーリーにどっぷり浸って、2回目以降は小ネタを探しまくる、なんて見方もあり!?
●先行配信された海外での評価は大絶賛!
本作は海外ではディズニーのグローバル映像配信サイトである「Disney+(Plus)」で配信が行われています。そして、本作の海外メディアによる評価は概ね絶賛、Rotten Potatoでの批評家レビューは94%Fresh(12/18現在)の超高評価となっています。
●本日は実況ニコ生も開催!
本日・12月26日20時からはニコニコ生放送で「『マンダロリアン』日本上陸記念!ディズニーデラックスで一緒に観よう!」を開催。マンダロリアンの日本語吹き替えを担当された阪口周平さん、俳優の榎木智一さん、ラジオDJのサッシャさん、映画評論家の松崎健夫さんの4名で第1話の実況を行います。
※注意:番組内では本編映像・音声は流れません配信ページ:https://live2.nicovideo.jp/watch/lv323390894
●ディズニーデラックスとは?
ウォルト・ディズニー・ジャパンが運営する、ディズニー公式の動画配信サイトで、ディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズの4大コンテンツを配信しています。スター・ウォーズは本編8作品(つまり今からエピソード1から8まで一気に見て「スカイウォーカーの夜明け」に備えられる!)、「ローグ・ワン」「ハン・ソロ」の劇場映画作品に加え、アニメ作品なども配信中。
ほかにも「アイアンマン」「マイディ・ソー」「アベンジャーズ」などのディズニー配給のMCU作品、ディズニー/ピクサーのアニメ映画、テレビシリーズなど、多くのコンテンツが用意されています。映像の視聴はPC/Mac/iPhone/iPad/Android/Android TV/Apple TV/Amazon FireTVなどで行えます。
料金は月額770円(税込)で、支払方法はクレジットカードもしくはドコモ回線との合算となります。なお、初めてなら加入月は無料となっています。
ディズニーデラックス公式サイト:https://www.disney.co.jp/deluxe.html
●「マンダロリアン」作品概要
ストーリー:
帝国の崩壊から約 5 年後、ファースト・オーダーが台頭する前の物語。この時代の銀河には中央政府が存在せず、始まったばかりの新共和国の法も銀河の辺境の開拓星には届かない。人々は自分の身は自分で守るしかなく、無法者たちは誰からも干渉されずに独自のルールで生きている。そんな時代にバウンティハンター(賞金稼ぎ)として生きる一匹狼の凄腕ガンファイター、マンダロリアンは、T 字型バイザー付きマスクに象徴される惑星マンダロアの戦士のアーマーに身を包み、誰も寄せ付けないほどの圧倒的な強さを誇っていた。ある日マンダロリアンは、バウンティハンター・ギルドのリーダーであるグリーフ・カルガからある高額な報酬の仕事を依頼される。その仕事とは、ある標的を連れてくること。早速、目的地に向かったマンダロリアンだったが…
主要キャスト/日本語吹替キャスト:
マンダロリアン(マンドー):ペドロ・パスカル (阪口周平)
キャラ・デューン :ジーナ・カラーノ (鷄冠井美智子)
グリーフ・カルガ :カール・ウェザース (楠見尚己)
クライアント :ヴェルナー・ヘルツォーク (伊藤和晃)
アグノート :ニック・ノルティ (堀越富三郎)
IG-11 :タイカ・ワイティティ (上田燿司)
主要スタッフ:
クリエイター:ジョン・ファヴロー
製作総指揮:ジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニ、キャスリーン・ケネディ、コリン・ウィルソン
監督:デイブ・フィローニ、リック・ファミュイワ、デボラ・チョウ、ブライス・ダラス・ハワード、タイカ・ワイティティ
脚本:ジョン・ファヴロー、デイブ・フィローニ、リック・ファミュイワ、クリス・ヨスト
配信サイト:
ディズニーデラックス(https://www.disney.co.jp/deluxe.html)
第1話:12月26日配信開始
第2話:2020年1月3日配信開始
以後、新エピソードを金曜日に配信予定(全8話)