読者の皆さん、はじめまして。北海道在住巨漢ライター・神真太です。この度、STARTT編集長から「北海道行ったことないけど好きだから、北海道発のつまりスタートな情報紹介してよ〜」と、わけわからん依頼を受けまして執筆させていただくことになりました。よろしくお願いします!
さて、北海道発のネタはないか探してみたところ、いま世間様を騒がしている北海道ネタがありますよね。そう「東京五輪のマラソンコースが北海道マラソンのコースになるかもしれない」ってあれ。
そこで、皆さんに我々にはなじみ深い北海道マラソンのコースをご紹介しようと思い走って動画撮ってきました。バイクで。フルマラソンなんて余裕で0.1トンを超える巨漢でやったらヒザ爆発しますんで。最初実際に走れてって言ったんですよ、ひどくないですかここの編集長!w
アレの話を調べてみると、現在公式情報で「北海道マラソンを参考にして大通公園をスタートゴールで」(2019/10/27段階)という話になっているようですね。では、北海道マラソンとは、こんな感じです。
北海道マラソン(ほっかいどうマラソン、The Hokkaido Marathon)は、1987年より夏季(概ね8月下旬)に北海道札幌市で行われるマラソン大会である。日本国内で夏季に行われる最大級のマラソン大会であり、北海道内の市民マラソンではトップクラスの大会でもある。
ということで、道民にはおなじみのマラソンだったりします。コース前半は大通り・すすきの・中島公園といった札幌を代表する観光地を駆け抜け、後半にはおよそ13kmにも及ぶ超ロングストレートが待ち受ける、超高速でレースが展開されるコースです。
それでは北海道コースを動画でご紹介! 雰囲気だけでもわかってもらえたらウレシイです!
到着!はい、編集技術って素晴らしいですよね……。ずいぶんカンタンに見える!w 実際は1時間半ほど、冬の寒さが近づいている札幌市内を駆け抜けてきました。(加えて、一部コースを間違っていたので取り直しもしてます)。あと、ごめんなさい! 最後の10分くらいデータ破損しちゃってゴールシーンないです。編集長からバツとしてリアルに走ってこいって言われてます…。ヒザが爆発しちゃう!
あと、コースに隣接する素敵ポイントもご紹介。もしも東京五輪のコースになったら、道外の人が楽しめるスポットを紹介しておきますね!
最初はここ、大通公園です。有名なのは2月に開催される「さっぽろ雪まつり」。約1km超の会場内に高さ10mに及び大雪像がいくつも設置される、北海道を代表するイベントです。冬以外にもたくさんのイベントや、イベント抜きで市民に憩いの場所です。
すすきの4丁目交差点です。すすきのは日本、およびアジア最北の大歓楽街と言われています。残念ながら工事中でしたが、ここには有名なニッカウヰスキーのラベルを基にしたデザインのネオンがあります。おじさんのインスタ映えポイントです。
中島公園です。道外の人には大通公園ほどなじみがないでしょうが、大通公園、動物園で有名な円山公園と並び市民に愛されている公園です。公園内には芸術施設、ボートが乗れる池など憩いの場所となっています。
豊平川です。ここを超えると中心地から離れる感じです。「札幌市の川」にも選ばれているこの川は市内を縦断する形で流れており、河川敷では野球やサッカー、夏には花火大会など市民のアクティビティを支える清流となっています。
豊平川を抜け中央区のお隣、豊平区の繁華街、住宅街を駆け抜けます。そして再び豊平川を渡り市内中心部に戻ります。
ここで創成川アンダーパスに入ります。創成川は札幌開拓に伴い幕府に作られた用水路が前身となっており、中心部ではテレビ塔や二条市場など有名な観光名所のそばを流れています。
創成川を抜けると札幌駅の北側にでます。ちょうど札幌駅が左手に見える形です。
いよいよレースは中盤です。コース横には北海道大学の農地が見えてきます。日本でも屈指の広さを誇る北海道大学の最大の特徴は敷地内にある農場です。ここでは酪農研究や最近では「下町ロケット」でも有名になった自動運転トラクターの研究開発なども行われています。
北大沿いを過ぎると西区、北区を通り抜け北海道マラソン名物超ロングストレートに出ます。ここは明治時代に作られた人工河川「新川」に沿った道で、長さ約7kmのストレートコースを往復する形になっています。
いよいよ終盤の北海道大学の構内に突入します……が、残念ながら構内はバイクは禁止となっているため、動画は割愛!残念です。(足で走れ!という編集長の声が聞こえてきますが道外の人の話は聞きません)
北大構内を抜けると、いよいよラストスパートです! ランナーは旧北海道庁、通称「赤れんが庁舎」に向かって駆け抜けていきます!
そこを抜けるといよいよゴール! 最後は再び大通りに出てゴールとなります!
いかがでしたでしょうか? さすがに42.195km。バイクといえどもなかなか時間がかかりました。 なお、今回はあくまでも北海道マラソンのコースのご紹介ですので。他意はございません。東京五輪のマラソンの行く末は、IOCと小池都知事のお話し合いを注視していきたいと思います!