「Guten Tag!」皆さん! お元気ですか? 今年の夏はとあるFPSの地獄世界のように暑いから、ちゃんと水を取れるように気をつけてくださいねー。
僕は今実家のマレーシアにいますが、先週はドイツのGAMESCOMでしたので、また沢山ゲームに関する情報が出てきました。僕は大変期待していたのは「Devil May Cry 5」なので、ゲームプレイのデモ映像を見て非常に嬉しく思ったわー。来月のTGSでプレイしたいっ! 編集長様! どうかTGSに行かせてくださいませー!
それ以外にも、グラフィックの専門家NvidiaさんがGAMESCOMで新しい技術展開を発表しました。今回、Nvidiaは、何と! スーパーコンピューターをコンソールとして売っているようだ! また、分割払いも可能です! すっ....げえええええ!
悪い冗談を置いといて、Nvidiaさんが新しいRTX 20シリーズのGPUを発表されました。生放送のプレスリリースを見た後、Nvidiaさんが今回、本当に恐ろしい技術展開を達成し、コンピュータグラフィックス技術の次の段階を開拓しているようだと、わかってきました。
プレスリリース自体は非常に技術的であって、グラフィックスヲタクしか理解できない専門用語が使われていました。確かに僕は技術的な詳細を完全に理解していないけれども、自分の知識範囲以内に簡単に説明しまーす。
■「TURING」
3週間前、Nvidiaはカナダで開催されたSIGGRAPHで「TURING」という新型GPUチップを発表しました。この新型GPUチップは現代の「PASCAL」GPUチップを置き換える予定になり、最初には「RTX 2070」、「RTX 2080」、と「RTX 2080 Ti」3つのモデルがあります。(因みに、新型チップの名前は、現代のコンピューティング技術の父Alan Turing氏からとったものです。)
ただ1つの「TURING」GPUが4つのDGXスーパーコンピュータGPUの力があり、作業と効率は「GTX 1080 Ti」の6倍と言われているようです。凄くクレージーな主張ですが、「TURING」GPUの技術的な革新は一体何でしょうか?それは...
■リアルタイム・レイ・トレーシング(Real-time Ray Tracing)
この新型RTX 20シリーズのGPUは、CGの光、影、反射をリアルタイムで正確に表現できるようになりました。特にゲームでリアルタイムで反射を表現することは前代未聞なことで、これは本当に世界初の技術展開です。つまり、今後ゲームで表現されたものはもっと現実世界のように見えることになります。
RTX技術をデモされていたゲーム映像はいくつかありましたが、僕にとって「BATTLEFIELD V」のRTXデモは最高でした。
■AIの応用 Neural Graphics Framework
それ以外には、この「TURING」GPUチップ内にはNvidiaの人工知能技術が応用されています。確かに、グラフィックヲタクの友人と相談すると、Nvidiaが実際の人工知能を利用しているかどうかは疑問ですが、ディープ・ラーニングを実行できるAIアルゴリズムが実用化されている可能性が一番高いと思います。
人工知能を応用しているGPUが、画像をカラー化するし、動画を分割するし、画面解像度を向上と追加するし、そして、2Dの絵を3DCGのオブジェクトに変換するなどの機能があります。
つまり、ディープ・ラーニングが出来るAI技術とグラフィックの組み合わせにより、仮想世界やCGレンダリングなどが非常に現実的で正確になり、不気味の谷と言う感覚がなくなります。
■で、ゲームにとってどういう意味ですか?
現場でRTX技術が応用されているゲームをプレイした人達のリポートによれば、このリアルタイム・レイ・トレーシング機能が、僕たちはゲームをプレイする方法を変えます。
想像してくださいませ:刺激的なFPS試合に、もし敵の姿が金属、水、やガラス表面などにリアルタイムで反映されることが出来ると、戦場に突入する方法は完全に変わるでしょう!
要するに、Nvidiaの新型GPUは、4つのスーパーコンピュータぐらいのGPU力を持ち、AIニューラル・ネットワーク技術も含めて、消費者市場向けの製品として売っています。
僕はRTX 20シリーズを皮切りに、ゲーム市場全体は新たな未来が始まると信じています。現時点では、PC市場でしか利用できませんが、技術が進むにつれて、第9世代のコンソールにもRTXシリーズのGPUを見ることができると思います。
【編集長のフォロー・コラム】
ども、STARTT編集長の吉田です。
実は、ゴー君はマレーシアからやってきた弊誌の真素人ちゃん。真素人? ゲーム大好きッ子で、マレー語はもちろん、日本語、中国語、英語を読み書きできるマルチリンガルッ子なんですわ。
おもろい世界中のネタをピックアップするお仕事を任せているのですが、日本語の文章のほうは勉強中なもんで、どーしてもなんちゃって日本語になっちゃう。でも、それも面白いかなーって、そのまま載せちゃったわけ。意味わかるしネ。
ネタの面白さと併せて、彼の日本語の上達具合も楽しんでいただけたら、と思います!
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