全12話構成のTVアニメ『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』(略称:キンプリSSS、スッスッスなど)。本作のTV放送が第6話まで終了し、本日放送の第7話からいよいよ後半戦に突入します。始まってみればあっという間。熱心なプリズムエリートの方は、3月2日に公開された劇場編集版の第Ⅰ章を鑑賞して「テレビで放送されるのが待ちきれない!」と言っていた頃が昨日のことのように思い出されるのではないでしょうか。
今回はそんな『キンプリSSS』前半の振り返りと、後半の見どころ紹介をお届け! 後半に関しては物語の根幹に触れるようなネタバレはしませんのでご安心ください。
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』第1話~第6話 あらすじ
『キンプリSSS』後半第7話~第12話の見どころ(ネタバレほぼなし!)
『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』で開催されたプリズムキングカップから数ヶ月。春になりひとつ上の学年に進級したプリズムスタァ養成スクールの名門、エーデルローズ所属の7人。主人公の一条シン(CV:寺島惇太)も高校一年生になりました。プリズムキングカップ後、入居者が殺到したため新校舎に移転したエーデルローズでしたが、7人はこれからも思い出の詰まった旧校舎で生活し続けることを選びます。
しかし、順風満帆に思えたエーデルローズの主宰、氷室聖(CV:関俊彦)の元に、穏やかじゃない話が舞い込みます。エーデルローズへの融資を続けてきた四谷信金が1000億円の不良債権を抱え、数ヶ月後に破綻することが明らかになったのです。
そんなエーデルローズの7人と聖に対して宿敵、シュワルツローズ主宰の法月仁(CV:三木眞一郎)が仕掛けたのが、プリズムショーの新たな王を決めるための戦い「PRISM1(プリズムワン)」。エーデルローズとシュワルツローズの対抗戦となるこの勝負の賞金は1000億円。PRISM1に勝利すれば、四谷信金の破綻を防ぎ、エーデルローズは存続することができます。
エーデルローズの太刀花ユキノジョウ(CV:斉藤壮馬)、香賀美タイガ(CV:畠中祐)、十王院カケル(CV:八代拓)、鷹梁ミナト(CV:五十嵐雅)に、シュワルツローズの高田馬場ジョージ(CV:杉田智和・歌:小林竜之)。それぞれの想いを胸に秘め、誰もが自分だけの、他の人には真似できないショーを披露する男子プリズムスタァたち。現在各チームの得点は、エーデルローズが34540カラット、シュワルツローズが31570カラットで、エーデルローズのリード。エーデルローズはこのまま勝利を手にできるのか、それとも……?
他のアニメではありえない話題をファンに提供し続ける『キンプリ』シリーズ。劇場編集版上映時に既に話題となったエピソードでも、TV放送によってまたひと味違った形で話題となりました。TV放送時にツイッターを中心に話題となった、『キンプリSSS』ならではの4つのトピックを振り返ってみましょう。
■第0話「30分でわかるキンプリ」でサンシャイン池崎さんとの強い親和性が判明!
本編第1話が放送される1週間前に第0話という名目で放送された、キンプリシリーズの魅力を伝えるプログラム「30分でわかるキンプリ」。一条シン役の寺島惇太さん、香賀美タイガ役の畠中祐さんや、プリズムエリートの芸能人たちが、キンプリのことを全く知らないサンシャイン池崎さんにキンプリの魅力を伝えるという形で番組は進行していきました。
キンプリに関するクイズでは、キンプリを全く知らないはずの池崎さんが割と正解に近い回答を連発! 男子プリズムショーとサンシャイン池崎さんの発想の親和性が明らかになりました。
『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』
— サンシャイン池崎 超公式 (@ikezaki_YEAH) 2019年5月21日
第6話!!!
ミナトさんのプリズムショーすごいじゃん!!!
電話してええぇ!!!
みんなを照らす光になるって事はミナト自身も強烈に輝くってこと!最高!!!
とりあえず静岡行きたい!!!
お子様ランチ食べたい!!!
飯テロ回!!!#キンプリみたよ
その後、司会を務めたハライチ岩井勇気さんの手ほどきもあり、順調にプリズムエリートへの道をまい進している池崎さん。彼が考案したプリズムジャンプがアニメ本編に登場する日も遠くないかもしれません。
■KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- 第0話「30分でわかるキンプリ」
■第1話「プリズムアフレコ実況」で新規視聴者大混乱!
スタートダッシュで鑑賞者を置いてきぼりにする展開を見せることで定評のあるキンプリシリーズ。劇場作品だった過去2作と違いTV放送でより多くの新規視聴者の目に留まるであろう『キンプリSSS』では、なぜかよりによってこれまでで最もハイコンテクストなプリズムジャンプを飛び、困惑を呼びました。
本日いよいよ第1話放送です!冒頭のOver The Rainbowのプリズムジャンプに合わせて【プリズムアフレコ実況】をみんなでやりませんか?
— KING OF PRISM (キンプリ)公式 (@kinpri_PR) 2019年4月15日
アフレコに参加できるタグを公式Twitterにアップしますので、みなさんぜひリアルタイムで参加してみてくださいね!
テレビ大阪の皆さんに合わせても実施もします✨ pic.twitter.com/cZsa7h2b6b
新たな試みとして放送に合わせてツイッターの機能を使って実況ツイートを行う「プリズムアフレコ実況」も実施され、新規視聴者のみならず以前からファンだった方までが困惑していたある意味での一体感は、今後なかなか味わえない貴重な体験だったと言えるでしょう。
■TV放送版EDはTRF楽曲カバー!
劇場編集版でのみ楽しめる週替り映像も話題となった『キンプリSSS』ですが、TV放送版限定のサプライズもいくつかありました。「第1話冒頭で映る写真であんとわかながカヅキの足を踏んでいる」など気づけばニヤリとできる小ネタもありましたが、いちばん大きいサプライズはやはりEDテーマ曲が各エピソードのお当番キャラクターによるTRF楽曲のカバーだったことでしょう。
\ニュースです!/
— KING OF PRISM (キンプリ)公式 (@kinpri_PR) 2019年4月22日
キンプリTVシリーズ挿入歌&EDテーマを収録したシングルが11枚連続発売決定✨
プリズムショーの挿入歌と第2話以降毎週変わるEDテーマを各回に合わせて収録します!
そしてなんとEDはすべてTRFのカバー曲????
詳しくはこちら???? https://t.co/das7MexopF #kinpri pic.twitter.com/L4uuB9aIkC
楽曲は各プリズムスタァのキャラクター性やバックボーンに合ったチョイスが成されていて、一部のファンは毎週楽曲予想を楽しんでいた様子。一番正解率が高かったのは恐らく第5話(高田馬場ジョージ回)の「JOY」と見て間違いないかと思います。
■第4話「天然ガスが出た!」 カズオノミクス効果で天然ガスの価格高騰!?
「ライブパフォーマンスによって天然ガスが出る」という、これまでシリーズを観てきたファンにとっては納得の展開で問題が解決する第4話「十王院カケル 愛と共に翔ける」。しかしその異常な映像も相まって非常に高揚感のある展開は、視聴者の範囲を超えて大きな話題に。放送前から天然ガスの先物取引に影響があったとの話も一部でありましたが、放送後はあまりに「天然ガス」が話題に上るため、現実世界での天然ガスの価格が高騰したそうです。プリズムの煌めきが時空を超えて影響を及ぼすことがまたひとつ確信できた一夜でした。
後半ではレオ、ユウ、アレク、ルヰ、シン、そしてユニットによるプリズムショーが控えている『キンプリSSS』。どのプリズムスタァも前半の面々に負けず劣らずの最高のショーを披露してくれることでしょう。
第8話のユウ回と第9話のアレク回は、『プリティーリズム・レインボーライブ』を観てきた方には非常に感慨深いものになっています。『レインボーライブ』が視聴途中の方は、余裕があれば最後まで観ておくことをおすすめします。もちろん『キンプリSSS』からの新規視聴者にとっても非常に楽しい作品であることは今後も変わりませんし、新規のファンが困惑するシーンでは長年のファンもだいたい困惑しているのでご安心ください。
それからTV版で初めて視聴している方には、第10話、第11話に向けて、心身の健康を万全に保っておくことを強く推奨します。
後半も激動の展開を見せる『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』。最後まで楽しんでスパーキングしていきましょう!
※ 本日5月27日深夜放送の第7話から第9話までは全仏オープンテニスの影響で放送時間が変更となったり放送休止となる可能性があるのでご注意ください。詳しくはこちら。
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■『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』公式サイト
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