最新ゾンビ・アポカリプスゲーム「World War Z(ワールド・ウォーZ)」。迫り来る大量すぎるゾンビを撃ち倒すゲームとあって、世界中で話題なのですが、なぜか日本語版で遊べません。
そこで今回はストーリーとキャラクターの背景を訳してみました。ゾンビを倒すシューティングゲームだけど、物語の成り立ちがわかればグッと感情移入できるものね。
いま遊んでる人、これから遊ぶ人の参考になったらうれしいデス!
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【目次】
■エピソード:ニューヨーク
■エピソード:エルサレム
■エピソード:モスクワ
■エピソード:東京
■エピソード:ニューヨーク
◇ストーリー
米軍のヘリコプターが感染者の群れをマンハッタンからブロンクスの大規模なキルゾーンに誘導している頃、孤立した4人のニューヨーカーが地下鉄を利用してハドソン川へ向かう危険な脱出を試みる。
◇キャラクター
Angel Flores

▲Angelは、ギャング団「Latin Kings」の幹部メンバーであり、トランジット・トンネルの整備作業員だった。感染者の大量発生が起きたとき、団員の中で唯一感染者と戦う道を選んだ。それ以来、彼は生き延びている。
Tashaun Burnell

▲Tashaunは、ニューヨークの消防士だった。9.11を生き延びた彼は生き残った罪悪感と、心的外傷後ストレス障害に悩まされていた。彼にとって感染者の大量発生は大変動というよりは、ただの状況変化にしか感じなかった。
Bunko Tatsumi

▲Bunkoは巧妙なハッカーだ。感染者の大量発生の数週間前、国防総省のコンピューターをハッキングして、その予兆を見つけていた。このことが彼女に備えをする時間を与えた。
Arnetta Larkin

▲Arnettaは、ニューヨークの配電エンジニアとして働いていた。感染者の大量発生が起きたとき、最初にその出来事を目撃したひとりだった。パニックにより、夫と生まれて間もない子と別れてしまった彼女だが、それでも彼らがどこかで生きているという希望を持っている。
■エピソード:エルサレム
◇ストーリー
生存者の一団は、機密扱いのスーパーウェポンの利用につながる男性からの救難信号を受け取った。彼らは聖なる都市を横切り、ユダヤ砂漠を越えて生き残るカギとなる軍事基地を目指す。
◇キャラクター
Judd Whitaker

▲元ニューヨークタイムズ誌のトップ・フォトジャーナリスト。エルサレムの難民運動を取材していたときに感染者の大群に襲撃されて、軍のヘリコプターの救済により一命を取り留めた。それ以来、彼はカメラをライフルに交換した。
Dina Mizrahi

▲Dinaの父親は建築家で、彼女の将来の夢は家族経営の事業に加わることだった。感染者による世界恐慌が始まったとき、彼女はイスラエル国防軍に従事していた。人類滅亡の危機は、戦士を求めいた、建築家を必要とする以上に。
Ethan Wolfe

▲イギリスのSAS(英国特殊部隊)に16年間従軍して、十字章(人命救助等における勇敢な行為に対して与えられる)と戦功十字章を授かり引退した。感染者の群れがエルサレムを襲ったとき、彼はモサド(イスラエル対外諜報機関)の軍事アドバイザーとして、ネゲブの訓練基地にいた。
Daniel Alahey

▲Danielは1977年のベータ・イスラエル運動のさなか、エチオピア人の父とイスラエルの母の子として生を受ける。IDF(イスラエル防衛軍)を退役後、家族と過ごす道を選んだ。そんな時にウィルスは妻と息子の命を奪ってしまう。彼は自分の人生を人類のために戦うことに捧げた。
■エプソード:モスクワ
◇ストーリー
モスクワ郊外にいた4人の生存者たちは、食料を求めて感染者のひしめく都市部を捜索しないといけない状況。そんな折に、ヘリコプターの墜落を目撃することで、彼らの目的が食料調達から、モスクワ脱出へと変わる。
◇キャラクター
Oksana Orlovskaya

▲Oksanaは将来、医者になって病を患う人を癒やすことを夢見ていた。しかし、世界的な感染者の発生は、その夢に終止符を打った。彼女は放棄された街でポポフ神父と出会い、彼の使命に希望を見いだす。いまや彼女は感染者の苦しみを"治癒"するのではなく、"解放"することが目的になった。
Ivan Dovchenko

▲以前は、「ザ・タイガー」という異名を持つキエフで尊敬される弁護士だった。感染者パニックのとき、彼はオーダーメイドのスーツに身を包み、ドイツ製の高級車を乗り回していたが、自分の金が役に立たないことに気がついた。彼は"生き残る"ことに全神経を集中させることにした。
Timur Yushkevich

▲Timurは政治学を学んでいたが、現政治システムに失望して退学した。その後、アナキスト運動に参加して、すぐに扇動者として頭角を現した。モスクワが崩壊するまで、彼は身を隠すことに精通していた。
Sergei Popov

▲Sergeiは、その強靱な体躯と凶悪性でロシア暗黒街の執行者として伝説的な存在だった。あるとき、自身の重ねた罪の重さに耐えかねた彼は、正しい道を歩むことにした。彼のいまの目的はひとつ。生き抜いて、感染者をその苦しみから解放させることだ。
■エピソード:東京
◇ストーリー
感染者の世界規模の大量発生に迅速に対応するため、政府は日本からの退去を決定した。ボランティアの捜索救助隊は、退去する民間人を安全に東京湾へ送り届けるために、感染者の群れと戦うことになる。
◇キャラクター
Sho Sugiyama

▲Shoは、自分の人生は他人を救うことに捧げると誓っていた。彼は19歳で湾岸警備隊に入隊。東日本大震災が発生したときも災害救助隊に参加した。しかし、感染者の大量発生のが起きたとき、彼はいままでとは違うことを知っていた。唯一の生存者はここから去った人たちだけということを。
Kimiko Nakamura

▲Kimikoは幼い頃にスターター・ピストルを握ったとき以来、銃に夢中になった。彼女は自分の才能をスキーヤー、オリンピック種目のバイアスロンに見出しキャリアを重ねた。感染者の大量発生が日本全土をパニック状態の避難区域に変えたとき、彼女の才能はとても重要な生存スキルとなった。
Tatsuo Matsumoto

▲警官としてのTatsuoの強さは、その経歴に現れている。34歳までに、暴動鎮圧部隊、特別強襲、および特別捜査班に着任。しかしその成功は43歳で妻との離婚という犠牲を払った。日本で感染者の大量発生が起きたとき、彼は自分のすべてを捧げることにした。彼自身の中にある悪意から目を背けるために。
Hiroji Okada

▲Hirojiは20歳のとき、東京で一番若い暴力団員だった。25歳になったとき、彼の父親は世間体を守るため、彼をアメリカに送る。しかし彼は、LAで最も若い暴力団員にのし上がった。感染者の大量発生の恐怖は、Hirojiの"忠義の心"を思い出させた。他の人間がすべて去っていったとか、彼は助けるための帰路についた。
ちなみに本作では、使用したキャラクターの生い立ちが描かれたムービーがアンロックする機能があります。掲載したキャラ説明とは別の生い立ちが語られるので、ぜひチェックしてみて。

▲生い立ちムービーはカッコイイ個性的なアートワークで描かれてる。こちらはKimikoちゃんの一場面。あ、筆者の推しキャラです。
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■World War Z(ワールド・ウォーZ)
発売元:Focus Home Interactive
発売日:2019年4月16日(※日本語版の発売未定)
■World War Z公式サイト
TM © 2019 PARAMOUNT PICTURES.ALL RIGHTS RESERVED.
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