映画「第9地区」、「エリジウム」、「チャッピー」の監督ニール・プロムカンプ氏がYouTubeで「ANTHEM」(アンセム)の短編実写映画を公開しました。短編実写映画と言っても、完成度の高い動画だけど実際に観ると、「これって、実写化されたゲームトレーラーじゃないのか?」と思えるよね。うん、ちょっと残念だが、間違っていません。
しがし、これは良いことです!何故なら、この「ANTHEM」の短編実写映画のおかげで皆は「Oats Studios」のことに注目していると思います!だから、僕は今「Oats Studios」と彼らの大変面白い作品をここで紹介してみようと思います!
<「Oats Studios」って何?>
2017年に設立され、「Oats Studios」は監督ニール・プロムカンプ氏のスタータップ映画製作スタジオ、主に実験的短編映画に集中して、インディーの作品が多く、YouTubeとSteamのようなネット配信プラットフォームを通じて作品を配布する形になったスタジオです。たくさん面白そうなショートムービーを出し、コミュニティの評価を図り、最も関心のある作品を長編映画へ展開することは「Oats Studios」の目的です。
現時点では3篇のショートムービーといくつかの映画トレーラーが「Oats Studios」の公式YouTubeチャンネルで無料公開中です。僕はSTARTT編集部に入る前にも「Oats Studios」の作品をよく見ていたので、今日は大変嬉しい気持ちで僕にとって一番良かったショートムービーを紹介したいと思います!
舞台は滅びた地球、世界は謎のエリアンによって支配されようとしていた。しかし、ある生存者のグループはまだ戦いを続きます。
「Rakka」(落下)は「Oats Studios」の最初作品ですが、「エイリアン」で出演した名女優シガニー・ウィーバーが主演してもらったみたいです。シガニー・ウィーバーさんとエリアンは全く合いますよね。更に、監督本人がSNSでタイトルの「Rakka」とは日本語の「落下」から取られたようです。
1969年のベトナム戦争秘密記録により、15,212人の兵士と2,425個軍用車両が空中に浮揚し、未知の勢力によって破壊されています。ベトナム戦争の最前線にいるハインズ軍曹は、後にCIAから最新の武器をもらい、「川の神」と呼ばれている未知の勢力を突き止めて逮捕する任務を引き受けました。
「Firebase」は多分ファンたちの関心が最もある作品です。去年クラウドファンディングで長編映画を制作する企画がたったけれども、目標金額が達成せずクラウドファンディングが中断されました。本当に残念ですが、長編映画制作することはやっぱ難しいです。
北極圏にある採鉱施設に、ある謎のクリーチャーが襲われてきた。クリーチャーが死体を食い込み、大量のバイオメトリクスを使うことができて、施設の全域にアクセス可能になった。残っている生存者の二人は必死にこの閉鎖空間から脱出してみます。
主演はダコタ・ファニング、今回は激グロテスクなSFホラー短編映画です。雰囲気と謎のクリーチャーは物凄く気持ち悪いです。個人的にはこれが一番好き。ホラー映画は苦手なんですが、クリーチャーと世界観はめっちゃ面白くて、僕の好奇心の方が勝ってしまった。できれば「Zygote」の長編映画が見たいです。
■「PRAETORIA」(プレトリア)
「Praetoria」(プレトリア)は「Oats Studios」による銀河対戦物語である。
3DCG、パワードスーツ、SF的なストーリー、「ANTHEM」に似ていますね。これは短編映画になっていませんが、「ANTHEM」に近い設定なので、軽く紹介しようと思っていました。
主演は「第9地区」のシャルト・コプリー。「GOD」は我らの創造者、神様、の物語である。
神様は結構悪趣味のある「人」ですね。ていうか、「The Sims」や「Sim City」をプレイしたことがある人は多分ある程度「神様」のような気持ちを持っていたのでしょう?絶対に「Sims」に対してこんな行動をやったんだわー。うんうん、分かる。
以上は「Oats Studios」でした。彼らのYouTubeにはまた色んな作品があるけど、とりあえずSF作品は多かった。これはやっぱり監督ニール・プロムカンプ氏の専門ですね。「第9地区」を作る前に、ニール・プロムカンプ氏は「HALO 3」の短編実写映画を作ったし、かなりゲーム好きな監督です。更に海外メディア「deadline」により、彼の次の映画は「ロボコップ」の続編だそうです。それやや期待していますよね。
■「Oats Studios」の公式YouTubeチャンネル
【編集長のフォロー・コラム】
ども、STARTT編集長の吉田です。
実は、ゴー君はマレーシアからやってきた弊誌の真素人ちゃん。真素人? ゲーム大好きッ子で、マレー語はもちろん、日本語、中国語、英語を読み書きできるマルチリンガルッ子なんですわ。
おもろい世界中のネタをピックアップするお仕事を任せているのですが、日本語の文章のほうは勉強中なもんで、どーしてもなんちゃって日本語になっちゃう。でも、それも面白いかなーって、そのまま載せちゃったわけ。意味わかるしネ。
ネタの面白さと併せて、彼の日本語の上達具合も楽しんでいただけたら、と思います! 面白かったら、何回も読んでください。トラウマ与えるぐらい!
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