幕張メッセにて開催中の「東京ゲームショウ2019」(TGS2019)。ビジネスデー初日9月12日(木)のオープニングセレモニーでは、当イベントのオフィシャルサポーターに就任した本田翼さんのトークイベントが行われました。
ゲームや漫画などが好きなインドア派であることを公言し、自身のゲーム実況配信チャンネル「ほんだのばいく」を開設するなど何かと話題の本田翼さん。彼女のトークは溢れんばかりの“ゲーム愛”に満ちていました。
ゲームとの出会いは小学一年生のころ、兄の影響だったという本田さん。当時プレイしていたのは「ポケモン」や「ドラクエ」だったそうです。本田さんといえば『ドラゴンクエストⅩ』をテーマにした2019年のドラマ「ゆうべはお楽しみでしたね」の主演に抜擢されたことが記憶に新しいですが、幼いころからシリーズのファンだったことを改めて知ることができました。
最近プレイしているゲームについて聞かれると、9月6日に発売されたばかりの『モンスターハンターワールド:アイスボーン』をプレイしていると答えた本田さん。本作の魅力については「今回、新モーションのクラッチクローが追加されたり、新しいハンターランクの解放が胸熱というか……楽しいです!」とのこと。
「お忙しいと思いますが、いい装備ができるまで極める時間は取れますか?」という質問には、「宝玉が出ないんですよね……でもなかなか極められないところも好きです!」と回答。同じ経験をした人も多かったのか、周囲からは苦笑いが聞こえてきました。
初めての生配信で同時視聴者数が十万人を超え、現時点でのチャンネル登録者数113万人(2019年9月13日現在)を誇るなど、話題を呼んだ本田翼さんのYouTubeチャンネル「ほんだのばいく」。プレイしたタイトルが『Dead by Daylight』(デッドバイデイライト:4人の生存者がひとりの殺人鬼から逃げ延びるために協力し合う、ホラーテイストの非対称型対戦ゲーム)というコアなゲーマーらしいチョイスだったことや、明瞭で分かりやすい実況トークも語り草となっています。
このチャンネルの開設理由について聞かれた本田さんは、「スマホのアプリゲームが人気だったので、コンシューマーゲームを盛り上げるために貢献したかった」と回答。好きなものの魅力をより多くの人に伝えたいという「オタク心」が垣間見えた回答でした。
『Dead by Daylight』の魅力について聞かれると「頭を使うところと、仲間同士の場所の把握が難しいドキドキ感。最近だとキラー(殺人鬼)の能力やステージ追加など、アップデートが多くてやっていて飽きないところ」と回答。Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス』とのコラボによる新キラー“デモゴルゴン”の追加もとても楽しみだと笑顔で語りました。
「ゲーム配信をやってみて、ひとりで喋り続けるのはどうでした?」という質問には、「以前ラジオ番組のMCをやらせていただいたとき、“8秒間の無言は放送事故”と教わったので、それで鍛えられたと思います。昔から友達にも喋りながらゲームするねって言われてたし、そんなに苦じゃないです。楽しんでやっております」ということでした。
「ゲーム好きと知れ渡って、周りの反応は変わりましたか?」と聞かれた本田さんは「こういう仕事が来るようになりました!」と嬉しそうに語りました。
トークイベントのあと、新作ゲームの試遊をしてまわるという本田さん。特に楽しみなゲームについて聞かれると、まず挙げたのはスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター』。小学生のころに遊んでいたゲームがまたプレイできるとあって楽しみにしているとのことです。
スクウェア・エニックス繋がりで『FINAL FANTASY VII REMAKE』も楽しみだという本田さん。さらにスマートフォンで好評を博したリズムゲームが、グラフィックや演出を大幅に進化させてPS4用タイトルとして蘇る『DEEMO-Reborn-』や、人気ホラーアドベンチャーの続編『リトルナイトメア2』の名前も挙げ、司会の平岩さんを「どんどん出てきますね!」と驚かせていました。
最後に14日(土)、15日(日)の一般公開日に東京ゲームショウに来場するゲームファンへのメッセージを求められた本田さんは「ゲームが好きな方がたくさん来られると思うので、自分の好きなゲームメーカーのブースに思う存分堪能しに行ってください。最後まで楽しんでいただけたらと思います。暑いので気をつけてください」とコメント。トークイベントを締めくくりました。
本田翼さんの、ゲームについて目をキラキラさせながら語る姿がとても魅力的だった当イベント。ゲーム関連での彼女のますますの活躍に期待しましょう。