STARTT読者の皆様こんにちは!お寿司、好きですか? 私は大好きです。
本日9月11日(水)、「九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA」が二子玉川ライズ・ショッピングセンター内にグランドオープンします。メディアレセプションにご招待を頂いたので、ひと足先にお邪魔&実食してきました!
■おひとり様でもデートでも家族でも◎オシャレカフェ風店内♡
株式会社Aburi Tora Japanは運営する会社です。グループとして九州で回転寿司を中心に7店舗、バンクーバー3店舗、トロント2店舗運営しています。今回二子玉川にオープンする「九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA」はカナダでブレイクした「Aburi Sushi」を逆輸入し “日本初進出”となるお店です。
■「寿司ネタは冷凍したらマズくなる」を覆す『氷結熟成鮨』とは!
実は筆者、けっこうめんどくさいタイプのグルメ。かなり舌が肥えまくりなのですがその理由は、父親が「旨いもののためなら金に糸目はつけない」タイプのグルメ王だったから。そして追い打ちをかけるように歴代元彼たちも超がつくほどの美食家だったのです。
そのため10代から「旨い店」に訪れており、特に、美食家たちが口うるさく意見したがる「お寿司」というジャンルに関してはかなりうるさい方。
しかし、今回お店のイチオシポイントとして紹介されていた説明を読むと……
『氷結熟成鮨』
……お寿司にうるさい界隈の私たちにとって、「寿司ネタは冷凍したらマズくなる」というのが常識。チェーンのお寿司屋さんは冷凍しているお店も多いのですが、どうしても味が落ちるのです。なのに『氷結』……だと? 冷凍しちゃった?
顔色を変え、眉をひそめる私のもとに近づいてきたのは、営業部長の新垣智之さん。
「この氷結熟成鮨というのは、冷凍した魚を特別な電流庫に入れることで、旨みと水分を閉じ込めてゆっくりと2~5日かけて熟成解凍していく方法。冷凍したものが美味しくないのは、解凍するとき出るドリップと一緒に水分と旨みが逃げてしまうからなんです。でも氷結熟成鮨は特殊な電流の力により、むしろ味と水分を閉じ込める熟成させるんですよ!」
凍らせると美味しくないが常識なのに、「むしろお魚が美味しくなるから!」と話す新垣さん。
ちょっと難しい科学な話に混乱しつつも、半信半疑で注文をします。
……氷結熟成たちが到着し、彼らを目の前にした時点でそのあまりのビジュアルっぷりに「冷凍でも美味しいのか」という課題をすっかり忘れた私。
彼らの見た目は、どう考えても「さっき釣れた新鮮な魚をその場でさばいて、すぐに超熟練板前が握りました!」感しかありません。
口に入れると……
見た目を裏切るどころか軽々乗り越えていく勢いで、ふわ~っと口の中に広がる高級!!!
高級に感動していると、笑顔で近づいてきた店員さんがそっと教えてくれたのは「赤シャリ」について。
「赤シャリ」というのは、酒粕を醸造させた赤酢を混ぜたシャリのこと。通常の白いシャリよりも香りが強く、まろやかな味わいになるのですが、これを「人肌の温かさ」で提供することでより口に入れたとき美味しく感じるようになっているのだそうです! 温度にまでこだわりが、すごいよ!
■関係ないけどお茶にお湯を入れる機械がすごい!
あまりの衝撃に、一旦お茶を飲もうと思いました。お寿司屋さんのあのお茶にお湯を入れるやつって、いつも火傷しそうだなって怖いイメージがあるけど……。
こちらのカウンターに備え付けられたものは勢いよくしっかり出るのに、飛び散ったり手にかかったりしない優しい水圧!お茶をたくさん飲む派としてはこうしたところのストレスがないのは地味に嬉しいものです。
■炙り宮崎牛極上ロースうにのせは1貫980円の価値あるから!マジで!
さて、お茶を飲んで少し落ちついた私は、お店の名前にもなっている「炙り」寿司にチャレンジすることにしました。回転寿司でもプラス40円出してえんがわとか炙っちゃう私ですから、期待!
……どれにしようかな……とメニューを見ていると、「1貫980円」!!! の「炙り宮崎牛極上ロースうにのせ」が強烈に気になります!これ食べるしかないやつ!
こちらのお店の「炙り寿司」はガスバーナーではなく、直火でじっくりと焼いているというだけあって、口に入れると、「炙り!」という香ばしさが口いっぱいに濃厚に広がります。そして後からぶわっ! とジューシーな牛の旨みが広がる……幸せしかない……980円の価値、うん、ある……!
ついつい調子に乗って、極上うにの塩握り(1貫)980円にも手を出しました。ごめんなさい。
最高なうに! 粗い粒の塩が! たまらないよ!
■筆者的「絶対食べて」はこれ!Aburi Premium
しかし、今回私が頂いた中で一番皆様におすすめしたいのがこちら。「Aburi Premium」です。
炙り生エビには濃厚な卵黄のソース、まいかにははちみつと梅肉とシソの実、ずわい蟹には味噌ソースと、かなりレアなトッピングを乗せ、その上から炙られています。
もともとのネタが美味しいのに加え、このトッピングたちがもう信じられないくらいミラクルなコラボレーションを奏でており、口の中の全細胞が歓喜しました……! ごめん伝えるのへたくそで! とにかく食べて! 絶対食べて!
■お店の方の「絶対食べて」はこれ! 炙りサーモントロ&真鯛塩レモン
先ほど氷結熟成について教えてくれた、営業部長の新垣智之さんのおススメはこちら!
お箸でつまんだらすごく分かりやすいのですけど、表面は炙りの香ばしさがあるのに中はぷりぷり♡
炙りのグラデーションを実感したい方にはおすすめ!
口の中でさーっと広がるレモンの爽やかさに対し、ぴりっと引き締める塩の粒のバランスがたまらん! 最後に〆で食べたい一貫でした!
最高すぎる時間でした……。
お寿司が好き、という方はぜひこの幸せを共有しましょう!
■「九州寿司 寿司虎 Aburi Sushi TORA 二子玉川ライズ店」
住所:東京都世田谷区玉川2丁目21−1
二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント7F レストランフロア FUTACO TABLE
アクセス:二子玉川駅下車
オープン:2019年9月11日(水)
TEL:03-6332-7556
営業時間:
11:00~23:00(L.O 22:00)
定休日:不定休※商業施設に準ずる
座席:96席 個室なし