なぜこれが日本で発売されていないのかッッ!? と叫びたくなってしまうほどの完成度を誇る作品、それが「キックマスター」 だ。
タイトーからリリースされており、ますますなぜ日本で発売されなかったのか謎である。
このキックマスターを他のゲームに例えるならば、忍者龍剣伝のテンポの良い軽快なアクションと、悪魔城ドラキュラのように書き込まれたグラフィック、そこにロックマン(海外名MEGA MAN)のような特殊攻撃を合わせたような作品。
レベルが上がると様々な特殊攻撃を覚えていくが、正直あまり使わないものも多い…。しかし、この多くの選択肢がゲーム自体に深みを与えている。
このボスを見たとき、キックマスターというゲームは只者じゃねえなと筆者は思ったのよ。このセンスはなかなか…。しかも、そのボスを「蹴る」ってすげえよ。
いかがでしたでしょうか? このゲームは日本未発売な上、NES版もなかなか手に入らないのですが、ぜひ一度プレイしていただきたい作品。とにかく主人公のアクションアニメーションパターンが豊富で動かしているだけで楽しい。
洋ゲーながらある意味で洋ゲーらしくない(大雑把でないという意味)良質なゲームでした。
次回14回目はマーベルコミックスのあいつが登場。しかし、このゲームはとにかく当たり判定が…。お楽しみに…。
今回紹介したゲーム
キックマスター(Kick Master)
©︎TAITO 1991
LICENSED BY NINTENDO OF AMERICA INC.
■第15回 原作映画とほど遠いありさまがイイ!「ベストキッド(The Karate Kid)」
■第14回 10円ガムのあの猫が主役「フェリック・ザ・キャット(Felix the Cat) 」
■第13回 マーベルの隠れた人気キャラ「シルバーサーファー(Silver Surfert)」
■第12回 NES史上屈指の完成度!「キックマスター(Kick Master)」
■第11回 マリオペイントの元祖!? 「カラー・ダイナソー(Color a Dinosaur)」
■第10回 ベトナム戦争映画の名作がゲームに! 「プラトーン(Platoon)」
■第9回 おっぱいが3つのお姉さんの登場なるか!? 「トータル・リコール(Total Recall) 」
■第8回 原作映画とのギャップがスゴイ! 「プレデター(Predator) 」
■第7回 アメリカは人食いザメが好き! 「ジョーズ(JAWS)」
■第6回 エッチで脱衣で爆破という脅威の三すくみ! 「SUNDAY FUNDAY」
■第5回 君は脱出できるか? 「The Escape From Atlantis」
■第3回 マーフィーもビックリ!「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the future)」
■第2回 ホラー映画の金字塔もこんな風に!「13日の金曜日(Friday the 13th)」
■第1回 Nintendo Entertainment System」(通称NES)のおもしろゲームを紹介連載!