10月30日(火)、参加者全員が仮装をしながら『PLAYER UNKNOWN'S BATTLEGROUNDS (PUBG)』の対戦を楽しむe-sportsイベント「マウスコンピューター ドン勝ハロウィンナイト」が、e-sports SQUARE AKIHABARAにて開催された。
多くのe-sportsイベントと「ドン勝ハロウィンナイト」との大きな違いは、このイベントでは「ゲームの腕前(プレイスキル)」と「仮装(コスプレ)の素晴らしさ」が等しく重視されていた点だ。どういうことか説明していこう。
このイベントでは4人1組のチーム戦「SQUAD」、2人1組のチーム戦「DUO」、個人戦「SOLO」の3つのモードで優勝賞品を賭けて対戦が行われた。なおチームは参加者間でランダムで決められたため、初対面の相手と如何にチームワークを発揮するかが勝敗のカギだった。
それぞれの優勝賞品は以下の通り。いずれも非常に豪華な逸品だ。
●SQUAD ドン勝賞(4名):G-Tune ゲーミングキーボード
●DUO ドン勝賞(2名):iiyama 24.5型 ゲーミング液晶ディスプレイ
●SOLO ドン勝賞(1名):G-Tune ゲーミングデスクトップパソコン
「NEXTGEAR-MICRO im610SA1-SP-C」
そして対戦同様に白熱したのが「ハロウィン仮装コンテスト」だ。こちらは希望者に会場でチェキを撮影していただき、参加者全員にどのチェキの仮装が好きか投票を行ってもらうことで人気を競った。
こちらも投票結果上位3名には賞品があったのだが、なんと1位、2位、3位それぞれにSOLO、DUO、SQUADルールの優勝者に贈られたものと同一の賞品が贈呈されたのだ。
●ハロウィン仮装コンテスト 賞品
1位 「NEXTGEAR-MICRO im610SA1-SP-C」
2位 「G-MASTER GB2560HSU」
3位 「G-Tune Mechanical Keyboad」
「ドン勝ハロウィンナイト」を主催した株式会社マウスコンピューターの杉澤竜也氏はオープニングでの挨拶の際、e-sportsとしてゲームの腕を競うだけでなく、スキルに寄らない多様な楽しみ方を提示することがファンコミュニティの活性化に繋がるという考えから、このイベントを企画したと話していた。
つまりこのイベントは「仮装(コスプレ)」を単なる対戦のオマケではなく、ゲームプレイと同じくらい大切な「ゲームの楽しみ方」のひとつと考え、企画されていたということだ。
実際、趣向を凝らした仮装は参加者やイベント実況者たちの間でも大きな話題となり、この和気あいあいとした雰囲気は勝敗だけを競うイベントでは味わえないものだっただろう。
勝利のためだけにストイックに楽しむのもゲーマーの在り方のひとつだが、全員が頂点を目指せるスキルを持てるわけではない。そこで腕前以外の部分でもイベントを楽しんでもらおうという今回のような試みは、ぜひ今後も続けていってほしいと筆者は思った。
ちなみに仮装コンテストで上位に入賞した3名は、PUBGのキービジュアルに描かれた人物、PUBGオフィシャルTシャツをおしゃれにアレンジした女性、そしてギリースーツと、いずれもPUBG愛を全身で表現したコスプレを披露した方々。
作品愛に満ちたコスプレが多くの参加者に支持されたということで、正に「ゲームを多様に楽しんでもらいたい」という企画者の意図通りの結果だったと言えるだろう。
対戦と仮装の両方で商品をゲットした参加者もいた。ゲームプレイもコスプレも、両方「本気で楽しんだ」ギリースーツの彼には惜しみない賛辞を贈りたい。
これからもSTARTTでは対戦、ゲームプレイだけにとらわれない独自性の高いゲームイベントを積極的に応援していこうと思う。
■「マウスコンピューター ドン勝ハロウィンナイト」公式ページ
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