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【インタビュー】ドリフト世界一決定戦「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ 2018」決勝は、11月4日(日)お台場で開催! 大会名誉顧問の土屋圭市さんに見どころを伺いました。

11月4日(日)、東京お台場の特設会場でF1やWRC(World Rally Championship)といった自動車レースを運営する世界自動車連盟(FIA)公認のドリフト世界一決定戦「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ」(FIA-IDC)の決勝が行われる。

そこで今回「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ」で大会名誉顧問である土屋圭市さんに、大会開催までの経緯とその見どころについて話を伺った。



先日SHIBUYA109で行われたイベントにて、昨年チャンピオン川畑真人氏のマシンの横に立つ土屋圭市氏

土屋圭市氏とドリフトの出会いは、1980年代にレースで速く走るために始めたことだという。その走りが評判を呼び専門誌などで活躍。その後、「イカす走り屋チーム天国」などの審査員として活躍し、プロのドリフト競技「D1グランプリ」を2000年に立ち上げた。そして昨年、FIA公認のドリフト世界一決定戦が行われることになったという。

足掛け40年近く、ドリフトに携わっていることとなる。



土屋圭市氏

「一番辛かった思い出は、D1グランプリを立ち上げる90年代、マスコミに『ドリフト族』としてやられたことでしょうね。一気に悪者扱いされました。あれが本当に痛かった」と土屋氏は当時を振り返る。「それからD1グランプリを立ち上げて、日本自動車連盟(JAF)の公認を取得して正式な競技に認可されるまで13年かかりました。最初はJAFに相手にされませんでしたよ」と、厳しかった国内の状況を語った。「それから数年してFIAから話が来ました。2015年当時、世界40カ国でドリフト競技が始まっていたので、野放しにはできなかったんでしょうね」と土屋氏は分析をする。

それからルール等が策定され、昨年、第一回目となる、世界大会がお台場で開催された。



昨年の大会では旗振り役でもあるジャン・トッドFIA会長が来日。予定時間を大幅に超えてレースを観戦した

そんなドリフトイベント。初めて見るにはどこをチェックしたらいいのだろうか。

土屋氏は「クルマに全く興味がない人でもわかるのがドリフトだと思っています。左コーナーを右にハンドル切っているのですから。ですから、単走の場合は誰が美しい走りをするのか、追走の場合は、前走者に対して後ろがどれだけアグレッシブな走りが見せられるのか。これがドリフトの魅力だと思います」と、まずは車の動き、そして後追いの車の動きに注目して欲しいと語る。



手振りをいれながらドリフトを説明する土屋氏

昨年は2日間行われたFIA-IDC。今回は1日のみの開催となったが、それ以外で大きく変わった点として、土屋氏は審判制度を挙げた。

「今年の注目はFIAが機械式ではなくヒューマンジャッジにしたことでしょうね。去年を見ていて思ったのは、採点と観客の間の温度差です。すぐに結果がでないとお客さんからしたら『何やっているの?』になっちゃいますから。ヒューマンジャッジになると走り終わったらすぐに点数が出る。私は審判団はお客さんの代表であるべきだと思っています。いい走りをしたら、お客さんと審判団が一緒に盛り上がれるのが、今年の面白みになるのではないでしょうかね。だから今年はいいテンポで試合が進むのではと期待しています」



笑顔で話す土屋圭市氏

コースも昨年から大きく変わった。昨年と違い1コーナーがハイスピードでの侵入となったのだ。これに対して土屋氏は見どころと安全面の2つから指摘をする。

「今年のコースは1コーナーがメッチャヤバいですから。(昨年のチャンピオンである)川畑のクルマですと1コーナーまでに160km/hは出ます。ここが見どころだと思いますよ。でも、タイヤバリアではクラッシュした時にクルマが翌日走れなくなるから、スポンジバリアにしようとFIAと折衝しています」
1コーナーが見どころとなると、ストレートが真正面で見られるBスタンドがお勧めなのだろうか。
「マニアックな目線で見るとDスタンドです。Bスタンドだと迫力はありますが車が一瞬で通過してしまうんですよ。でもDスタンドだとスタートから1コーナーの侵入まで見られるんですね。で、目の前を通過していく。だから僕がお客さんだったらDスタンドを買いますね」(笑)



コース図上で「Dスタンド」を指差す土屋圭市氏

さて、見る席がわかったところで、ドリフト以外でFIA-IDCの楽しみ方を伺ってみた。

土屋氏は「パドックに行けるのも、ドリフトの魅力です。選手が日本に観光気分で来ているのか、真剣に勝ちに行っているのかがわかると思いますよ」と、ドリフトイベントでは、ピットのすぐ近くまで行けることを指摘。そこでのドライバーの様子に注目して欲しいとのことだった。

今大会で土屋氏が注目している選手は誰なのだろうか。

「まずは昨年のチャンピオンである川畑。彼のモチベーションは高いですからね。あと技術的にも群を抜いていますよね。あと、横井もだんだん上手くなってきています。川畑と横井はスピードもテクニックもありますから注目です。あと、ロシア勢はレベルが高いですね。とにかくスピードがある。去年はロシア勢と川畑と横井についていける人がいなかった。でも去年それを見ている選手が来ていますから、面白くなると思いますよ」



昨年チャンピオンである川畑


昨年に引き続き参戦する横井

「日本代表と世界の代表がお台場で対決します。去年より絶対にいいバトルが見られます。ご期待ください。あと、これは世界中のチューニングカーですよ。これも面白いと思います」という土屋氏。11月第一週はお台場で世界最高峰のバトルを堪能して欲しい。



昨年の決勝の様子


■FIA Intercontinental Drifting Cup Tokyo Drift 2018

会期:2018年11月3日(土)~4日(日)


11月3日(土) FIA Intercontinental Drifting Cup プラクティス

11月4日(日) FIA Intercontinental Drifting Cup 決勝

場所:東京・お台場特設コース

料金:6,500円~

チケット情報:ローソンチケット


「FIAインターコンチネンタル・ドリフティング・カップ」公式



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2018-10-24 12:00
栗原 祥光
2018-10-24 12:00
栗原 祥光
この記事のURL
https://startt.jp/article/2018/10/24/53920

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