はい。可愛い可愛いコクワガタの雌です!
え?ノコギリクワガタの雌はどうした?ノコの雄の嫁さん探してるんじゃなかったか、ですか?
はい。全然見つかっておりません。
ただですね……。
ノコギリクワガタの雄はもう一匹捕まえました(笑)。中型個体の両歯型です。
最初に捕まえたノコギリクワガタこと家の子(先歯型)と比べると、上あごの形の違いが良く分かります。
こうして並べてみると全然上あごの形が違うのがよくわかると思います。
もっとちゃんと横に並べて写真を撮りたかったんですが、並べようとすると身体が小さい先歯型の方が、ものすごい勢いで逃げようとするのでかなり難しいです。
調べたところノコギリクワガタの雄は一緒に飼うとすぐに喧嘩をして殺し合いになってしまうそうなので、また新しいケースを買ってきて、別々に飼うことにしました。
で、これからは紛らわしいので最初に捕まえた先歯型を1号。両歯型を2号と呼ぶことにしました。
この2匹なんですが、実際に飼ってみると全然性格が違います。1号は何かあるとすぐに土の中に潜ってしまい隠れてしまうのでほとんど姿を見ることはないのですが、2号は大抵餌を置いてある木に捕まっています。
こちらを見るとすぐに写真のように威嚇してくるのでかなり獰猛な個体のようです。そら1号もすっとんで逃げ出しますわ。一度上あごで指を挟まれたことがありますが、めちゃくちゃ痛いです。わずか数センチの体のどこに、こんな力があるのかと正直驚きました。
あ、ちなみにコクワガタと2号は両方とも・・・。
家の玄関の前で捕まえました(笑)。これで都合3匹のクワガタムシを玄関前で捕まえたことになります。過去こんなことはなかったので、いったい何が起こっているのやら・・・。猛暑の影響でしょうか。
前回から探索を始めた近所の森ですが・・・。
なんとかカブトムシの雌を捕まえることができました!
本当は2匹捕まえたのですが、1匹は残念ながら死んでしまいました。見つけた時点で背中のあたりにいくつかの傷あとがあったので、おそらくカラスか何かに襲われた直後だったのでしょう。残念です。
ただこの森、採取はちょっと難しいことが分かりました。それはなぜかといいますと・・・。
ずばり、親子連れをしばしば見かけるからです。
夏休みのお子さんとお父さんが一緒に早起きして森を巡ってカブトやクワガタを見つけては歓声を挙げる・・・。なんと美しい夏の光景でしょうか・・・。
そこに突然現れる、カメラをぶら下げた謎の中年男・・・。
ええ、どうみてもこちらは不審者です。最近、子供たちには不審者対策として自分たちの方から怪しい人に先に挨拶するよう指導しているそうですが・・・。
はい、挨拶されまくりです。
とはいえ子供たちは貴重な情報源です。通報されない程度にお子さんやお父さん方と立ち話をしてみると、いろいろ教えてくれたりします。そこでわかったのが、実は今私が散策している森には、クワガタはほとんどおらず、カブトムシしかいないということ。
え? じゃあ・・・。
家に飛んできているクワガタは、いったいどこから来ているんだ?
文・写真 早川清一朗
【STARTT’s POV ~スタート視点~】
メスがみつかったと思ったら、なんともコクワガタとは(笑)。しかもまたもや玄関で(笑)。
まあ、でも、この時期の野良コクワ(?)のメスは既に交尾済みで、お腹に卵を抱えていることが多いと聞きます。この勢いでコクワの繁殖にも挑戦しちゃいましょう!
あ! ちなみに野良カブト(?)のメスも卵抱えている可能性は高いです!
こりゃ、プラケースいくつあっても足りませんね・・・。(編)
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