こんにちわ。

35歳のゴブリン以上オーク未満こと、ミニオーク53です。

新年度を迎え、巷に溢れる新社会人たちが何とも初々しいですね。

ところが今咲き誇る桜よろしく5月には、現実を知って初々しいなんて言っていられなくなり、半年か1年後には、くたびれた顔つきで二軍落ちの人と、逞しい顔つきのスーパールーキーに、いつの間にか分かれてしまう訳で、何とも世知辛い！社会世知辛い！

今回は、そんな彼らのため、心構えとともに、

10年先でも緩く生き抜く為の5つのビジネスサバイバル術を伝授したいと思います。

（注：主観です。効果が見られない時は速やかに使用を中止してください）

・心構え姿勢

「自分は凄くない、ただの素人だ」

正直に言って学校出たての新人は、仕事のノウハウ0。FFで言うと、すっぴんからジョブチェンジしたばかりです。学校やバイトで学んだことは良くて下地づくり、文字の読み書き、計算のしかたを知ってる程度で、他のスキルは何の役にも立ちません。仕事に慣れてきて初めて有効に知識を運用できるようになります。ですから、根拠のないプライドは捨て去って、改めてコツコツと経験値を積んでください。

「仕事が忙しくても帰って遊べ」

遊ぶことはとても重要です。慣れない仕事に疲れ果てて週末はグッタリなんてことも新社会人にはありがちですが、休みの日にただ寝てるだけでは、人間が腐ります。30分でもいいので、しっかり遊んでください。

「社外の友達を作れ」

社内だけでコミュニティを作ると逃げ場を失います。世界も狭い。学校時代の友人、クライアント、外注先、なんでも構いませんので、社外のコミュニティは作っておいた方がよいです。史記の孟嘗君伝に「狡兎三窟」という格言がありますが、要するにそういうことです（何が？）

「食事は辛くてもしっかり食べろ」

食事の偏りは、うつ病の要因の一つともいわれてます。インスタントのみで食事をすると、気づかないうちに大切な何かを失って、一定量を超えた瞬間に、うつ病になってしまいます。しっかり食べて、栄養を取りましょう。特に朝食は大事。どんなに辛くても無理にでも食べるクセをつけてください。

「休日は太陽を必ず浴びましょう」

平日、野外の業務の方以外は室内の生活をしています。正直、不健康です。セロトニンが不足すると思考がネガティブになり、また内蔵の働きも鈍ります。30分で良いので、布団と一緒にお日様の光を浴びましょう。適当にスマホでも弄っていれば、すぐに時間が経ちます。

・ビジネスサバイバル術

その1：謝るよりもありがとうを言う

これは、非常に便利なシールドです。いつ終わるか判らない説教というのは、お互い疲弊するものです。そんな時に使ってみてください。人間、謝られると追撃したくなるものですが、お礼を言われると途端に攻勢の手が緩くなります。大抵の人は好きで怒っている訳ではありません。怒らなくて済むなら、その方が楽なのです。ですから、「ありがとう」が有効になります。

多用はよろしくありませんが、必要以上の口撃から退避することはお互いにとって重要です。怒ることが目的になって同じ内容をループし始めるのは不毛ですから、言い訳や反論はせず「ありがとうございます」と言った後に改善内容を言うのが有効です。

その2：Yes！からのNo！

先輩、上司からの不毛な依頼は必ずついて回るものです。すべて「No！」とは言えないし「Yes！」とも言いたくない。「Yes！」と言ったものの、不毛だと判断した依頼は、何としてやりたくないものです。そんな時は、一度「Yes！」と答えて1クッション置いて、明確な問題提示の後、「No!」と言いましょう。確率は30%ぐらいですが、相手を立たせた上で、やり過ごすことができるかもしれません。

その3：ゆっくり喋る事を心掛ける

正直、早口で言っても情報がほとんど耳に届かない上、単に余裕が無い戯言にしか見られません。基本は、失敗回避がメインですが、ゆっくり喋る事で次に話すことを余裕をもって頭の中で用意することができ、また相手への印象もよくなります。

その4：できないことは溜め込まないで、何度も怒られてでも助けを求めよ

できないことは、いくら考えようができないし、時間が解決してくれるものでもありません。できるようになるまで何度でも助けを求めましょう。精神的にも、負担が軽減されます。結果として、みんなハッピーになれます。

その5：1時間置きに、休憩を入れるべし

人間の集中力なんて頑張って90分が関の山です。どんなベテランでもフルパワーで8時間なんて戦えません。私などフルパワー出した瞬間、速攻でいびきをかいて寝てしまうと思います。学校でも、授業が50分、休憩が10分で調教されて来たのですから、いきなり昼食、退勤まで休まず仕事なんてできる訳がないのです。1時間置き、お茶かコーヒーか便所の個室に飛び込んでください。なんでもいいので一服して下さい。それが緩く長く続ける秘訣です。

以上、5点です。

そこまで、難しい内容は無かったと思います。

もし、よろしければこれからの生活に利用してみてはどうでしょうか。

それでは、これからの社会人生活を生き延びてください！